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研究と報告
奇妙な自動症を呈し前頭葉由来のてんかんが疑われた2症例
著者: 大内清1 沼田陽市1 緒方明1
所属機関: 1熊本大学医学部神経精神医学教室
ページ範囲:P.769 - P.776
文献購入ページに移動発作は出現頻度が高く,夜間に好発し,発作の出現と終焉が急峻で発作持続時間も20秒以内と短く,意識障害の回復も早かった。発作症状は頭部を偏位させ,躯幹を捻転させ.唸り声を出し,腰部を前後左右に動かし,下肢をpedallingさせる奇妙bizarreな自動症であった。発作間歓時脳波では前頭(極)部優位に側頭部まで及ぶ棘波を認め,発作時脳波では脱同期化を呈していた。
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