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文献詳細

雑誌文献

精神医学31巻1号

1989年01月発行

文献概要

特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ

季節性感情障害と光パルス療法

著者: 浅野裕1

所属機関: 1市立室蘭総合病院祝津分院

ページ範囲:P.51 - P.59

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I.はじめに
 人間が,夜になると眠り昼間は起きて活動する睡眠覚醒パターンなどの生体リズムは自然界においてはごく普遍的な現象であり39,40),精神医学の分野においても55),特に時間生物学の領域にあっては54),これら生体リズムの基礎的理解を深めることが重要と思われる10,65)
 本稿においてはまず,生体リズムに及ぼす光パルスの効果,これら光パルス療法の季節性感情障害および大感情障害に導入された背景,光パルス療法の効果に関する最近の知見を総説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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