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文献詳細

雑誌文献

精神医学31巻10号

1989年10月発行

研究と報告

抗精神病薬によるウサギの陰茎勃起

著者: 長沼英俊1 藤井薫1

所属機関: 1大分医科大学精神神経医学教室

ページ範囲:P.1069 - P.1072

文献概要

 抄録 抗精神病薬の陰茎勃起作用についてウサギを用いて調べた。chlorpromazine,levomepromazine,haloperidolを筋肉内投与し,これらの抗精神病薬に以下のことを認めた。(1)陰茎勃起作用がある。(2)陰茎勃起の程度および持続時間は投与量に依存する。
 抗精神病薬の陰茎勃起作用が抗精神病薬のα-アドレナリン遮断作用に関与しているのではないかと考えた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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