icon fsr

文献詳細

雑誌文献

精神医学31巻10号

1989年10月発行

短報

人工透析療法の経過中に精神病状態を呈した2症例

著者: 灘岡壽英1 東谷慶昭1 佐川勝男1 矢崎光保12 十束支朗1

所属機関: 1山形大学医学部精神神経医学教室 2総武病院

ページ範囲:P.1073 - P.1075

文献概要

I.はじめに
 人工透析は,慢性腎不全の治療法として急速に普及してきたが,同時に透析を受ける患者において種々の精神医学的問題が認められるようになってきた1,2)。我々は,今回,透析療法の経過中に,皮膚寄生虫妄想や幻聴という精神病的症状を持つようになった症例を各1例経験したので,若干の考察を加えて報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら