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短報
恐慌性障害(Panic Disorder)におけるTリンパ球サブセットについて
著者: 定塚甫1
所属機関: 1NTT名古屋中央健康管理所精神科
ページ範囲:P.1336 - P.1340
文献購入ページに移動Ⅰ.緒言
精神疾患に関する免疫学的研究は,すでに多く行われている。それらは,精神疾患におけるα-,β-,γ-グロブリンの定量やIgG,IgA,IgMなどの血清免疫グロブリンの定量などの体液性免疫の研究から細胞性免疫の研究に至るまで行われている。著者も,すでに精神疾患と免疫学的変化とは深い関わりがあることを報告している11〜13)。
他方,恐慌性障害(panic disorder:以下PD)は,以後の研究によりその治療のいかんにより後に心電図においてST降下性狭心症あるいはST上昇性の異型狭心症へと発展するものがあるとしている33)。この意味も含め,PDは,臨床上重要な障害の一つとされている。
精神疾患に関する免疫学的研究は,すでに多く行われている。それらは,精神疾患におけるα-,β-,γ-グロブリンの定量やIgG,IgA,IgMなどの血清免疫グロブリンの定量などの体液性免疫の研究から細胞性免疫の研究に至るまで行われている。著者も,すでに精神疾患と免疫学的変化とは深い関わりがあることを報告している11〜13)。
他方,恐慌性障害(panic disorder:以下PD)は,以後の研究によりその治療のいかんにより後に心電図においてST降下性狭心症あるいはST上昇性の異型狭心症へと発展するものがあるとしている33)。この意味も含め,PDは,臨床上重要な障害の一つとされている。
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