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文献詳細

雑誌文献

精神医学31巻2号

1989年02月発行

短報

抗うつ剤による悪性症候群の1例—悪性症候群の「意識障害」に関する所見と考察

著者: 山下公三郎1 江原嵩1 姫井成2

所属機関: 1神戸市立西市民病院神経科 2神戸市立西市民病院内科

ページ範囲:P.173 - P.175

文献概要

I.はじめに
 悪性症候群を惹起する薬剤には,抗精神病薬,抗うつ薬,抗コリン剤,各種麻酔薬等が知られているが,今回我々は,中等量の抗うつ剤内服により,高熱,意識障害,錐体外路症状からなる典型的な悪性症候群症状を示した症例を経験したので,その経過を報告すると共に,悪性症候群における脳波所見について考察した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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