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短報
Carbamazepineが著効を示した睡眠時脳波異常を伴うセネストパチーの1症例
著者: 和田有司1 古田寿一1 山口成良1
所属機関: 1金沢大学医学部神経精神医学教室
ページ範囲:P.423 - P.426
文献購入ページに移動身体の様々な部位の奇妙な感覚を執拗に訴え,これに固執する症例はセネストパチー(cenesthopathie)と呼ばれ多くの報告例があるが9),その病態は不明であり,治療法も確立したものはない。今回著者らは,睡眠脳波において局在性脳波異常を伴いcarbamazepine(以下CBZと略す)が臨床ならびに脳波上著効を示したセネストパチーの1例を経験したので若干の考察を加え報告する。
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