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古典紹介
Richard Asher:Munchausen's Syndrome ミュンヒハウゼン症候群
著者: 加藤佳彦1 飯田眞1
所属機関: 1新潟大学医学部精神医学教室
ページ範囲:P.543 - P.551
文献購入ページに移動この症候群の患者は,もっともらしくそして劇的な話を伴い,明らかな急性疾患により入院する。けれども普通この患者の話は大部分が虚偽で作り上げられており,更に彼が驚くほど多くの他の病院を訪れ,だましたかが明らかになる。そして彼はほとんどいつも医師と看護婦に激しく苦情を呈した後,助言に反して退院するのである。この状態にとりわけ特徴的な点は,非常に多数の腹部の瘢痕である。
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