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研究と報告
分裂病者の運動機能側性化:要因の検討
著者: 大野理1 二宮英彰1 二宮嘉正2
所属機関: 1宮崎医科大学精神科 2協和病院
ページ範囲:P.669 - P.673
豆移しという微細な手の運動能力の右係数では3つの要因すべてと有意の相関がみられたが,いずれの要因の影響が大きいかは分からなかった。握力右係数と年齢との間に有意の負の相関がみられた。タッピングという手の単純な運動能力の右係数はいずれの要因とも相関はみられなかった。足タッピングの右係数は,経過期間との間に有意の相関がみられた。
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