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「第3回日本精神保健会議」印象記
著者: 柴田洋子1
所属機関: 1東邦大学精神神経医学教室
ページ範囲:P.677 - P.677
文献購入ページに移動 日本精神保健会議は,明治35年に創立された,世界で最も歴史の古い精神保健に関する民間の全国組織である財団法人日本精神衛生会の,秋元波留夫現理事長の大いなる理念に基づき,1987年以来毎年春に開催されるようになった。会場は3回とも有楽町朝日ホールが使用され,厚生省,労働省,東京都,朝日新聞東京厚生文化事業団,NHK厚生文化事業団の後援を得ている。主題は第1回が「障害者の権利と自立を考える」,第2回が「精神障害者のリハビリテーション」であった。
本年は3月18日,「精神障害者のサポートシステム」を主題に掲げて開催された。当初の趣旨における精神保健に関わる専門職や団体関係者,精神障害老や家族,研究者,行政関係者,マスコミ,一般市民が一堂に会して精神障害者の人権,医療,就労,生活保障や国民の精神保健の向上などについて考える,という指針にふさわしく,午前10時30分の開会において各方面からの聴衆が会場をうずめた。
本年は3月18日,「精神障害者のサポートシステム」を主題に掲げて開催された。当初の趣旨における精神保健に関わる専門職や団体関係者,精神障害老や家族,研究者,行政関係者,マスコミ,一般市民が一堂に会して精神障害者の人権,医療,就労,生活保障や国民の精神保健の向上などについて考える,という指針にふさわしく,午前10時30分の開会において各方面からの聴衆が会場をうずめた。
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