icon fsr

文献詳細

雑誌文献

精神医学31巻7号

1989年07月発行

文献概要

短報

躁うつ病を合併したDIDMOAD症候群の1症例

著者: 横山秀克1 星野仁彦1 八島祐子1 熊代永1

所属機関: 1福島県立医科大学神経精神医学教室

ページ範囲:P.769 - P.771

文献購入ページに移動
I.はじめに
 DIDMOAD(Wolfram)症候群は,尿崩症(Diabetes Inspidus),糖尿病(Diabetes Mellitus),視神経萎縮(Optic Atrophy),および難聴(Deafness)を伴う稀な先天性疾患として1938年にWolframが報告した症候群であるが,精神障害の合併は我々が検索し得た範囲では報告されていない。
 今回我々は幼児期にDIDMOAD症候群と診断され,後に,躁うつ病を合併した1症例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら