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ラテンアメリカにおける自殺と他殺の動向—メキシコとプエルトリコの事例から
著者: 角川雅樹1
所属機関: 1東海大学保健管理センター
ページ範囲:P.211 - P.216
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ラテンアメリカ諸国における自殺(Suicidio)の動向に関して,日本ではあまりよく知られていないと思われる。一方,諸外国と比べて他殺(Homicidio)が非常に少ない日本では,自殺が他殺との比較のうえで論じられることもほとんどない。
筆者は,ラテンアメリカにおける精神保健の諸問題に関心を持つ一人であるが,今回,とくに,メキシコとプエルトリコの事例をもとに,上記のテーマについて考えてみることにしたい。
ラテンアメリカ諸国における自殺(Suicidio)の動向に関して,日本ではあまりよく知られていないと思われる。一方,諸外国と比べて他殺(Homicidio)が非常に少ない日本では,自殺が他殺との比較のうえで論じられることもほとんどない。
筆者は,ラテンアメリカにおける精神保健の諸問題に関心を持つ一人であるが,今回,とくに,メキシコとプエルトリコの事例をもとに,上記のテーマについて考えてみることにしたい。
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