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文献詳細

雑誌文献

精神医学32巻6号

1990年06月発行

短報

神経性食思不振症患者にみられる起立性低血圧と転倒—特に向精神薬の副作用の観点から

著者: 朝田隆1 中河原通夫1 塩江邦彦1 白石孝一1

所属機関: 1山梨医科大学精神神経医学教室

ページ範囲:P.663 - P.665

文献概要

I.はじめに
 神経性食思不振症でみられる多くの身体症状のうち,循環器症状としては,低血圧症,徐脈などがよく知られているが,起立性低血圧および,これが強く関与する転倒の問題については,従来それほど注目されていなかった。今回,我々は当科入院中に生じた神経性食思不振症患者3例の転倒を検討し,その背景と危険性について報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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