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文献詳細

雑誌文献

精神医学32巻7号

1990年07月発行

研究と報告

内因性うつ病患者の局所脳血流分布について—Xe-133吸入法SPECTを用いての検討

著者: 佐川勝男1 森信繁1 川勝忍1 生地新1 渋谷磯夫1 東谷慶昭1 灘岡壽英1 十束支朗1 矢崎光保2 駒谷昭夫3

所属機関: 1山形大学医学部精神神経医学講座 2総武病院 3山形大学医学部放射線医学講座

ページ範囲:P.751 - P.757

文献概要

 抄録 健常者20名,うつ病患者29名にっいて,Xe-133吸入法により局所脳血流量(rCBF)を測定した(HEADTOME Ⅱ,リング型SPECT)。
 健常者群と双極性うつ病者群では局所脳血流量に有意の差はなかった。単極性うっ病者群では健常者群に比較して全般的な脳血流の低下が認められたが,特に左の側頭頭頂葉領域での血流低下が目立った(p<0.01)。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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