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研究と報告
精神科救急におけるRhabdomyolysis—高CPK血症と急性腎不全
著者: 東里兼充1 稲垣智一1 藤森英之1 熊倉徹雄1 米澤洋介1 飛鳥井望1 比賀晴美1 浜元純一1 下田哲也1 加藤寛1 白井豊1
所属機関: 1東京都立墨東病院神経科
ページ範囲:P.881 - P.889
文献購入ページに移動腎不全の治療には,病初期に糸球体濾過量確保のために脱水の急速補正をすることが重要で,1日4〜6lの輸液による保存療法で予後良好であった。特に薬物中毒性精神病では,急性腎不全併発に対する注意と輸液による早期治療がぜひとも必要である。
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