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「アメリカ『精神医学と法』学会第21回総会」に参加して
著者: 滝口直彦1
所属機関: 1カール・メニンガー精神医学校
ページ範囲:P.782 - P.783
文献購入ページに移動本総会は,500名近い参加者を集め,6つの会場に分かれて,それぞれパネルディスカッション,ワークショップ,口演発表,公開講座と多彩なプログラムが行われた。アメリカの学会総会一般について言えることだが,口演発表に比べてパネルディスカッションやワークショップの占める割合が高く,それらがいくつかの会場で同時進行される。そして,いずれの会場においてもフロアから活発な討論がなされる。総会は,会長講演「1990年代の,精神障害を理由として無罪を獲得した人びとの処遇における条件つき釈放:『公正な』治療基準の開発」で幕を開けた。ここで個々の発表について,1つ1つ取り上げる余裕はないので,主だった演題を紹介するにとどめる。
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