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文献詳細

雑誌文献

精神医学33巻8号

1991年08月発行

特別講演

入院治療を受けた精神科患者の自殺予見可能性の問題について—351例の自殺者に基づいた研究

著者: 池村義明2 元村宏3

所属機関: 1Rheinische Landesklinik-Psychiatrische Klinik der Heinrich Heine-Universität 2美原病院 3北野病院神経精神科

ページ範囲:P.883 - P.890

文献概要

■はじめに
 多方面にわたる努力にもかかわらず精神病院内においても自殺が行われるという事実は医師への挑戦であり,これは綿密な分析を必要とする。自殺のおそれのある患者の治療に際しては,精神病院が特別の意味をもっている。同時に,加えて第三者あるいは無関係な人の利害に相当影響を与えることがある自殺行為をできるだけ阻止するという社会からの期待が精神医学に向けられている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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