文献詳細
研究と報告
Imipramineが著効を示したREM Sleep Behavior Disorderの3症例
著者: 松本三樹1 武藤福保1 直江裕之1 鎌田隼輔1 千葉茂1 宮岸勉1
所属機関: 1旭川医科大学医学部精神科神経科
ページ範囲:P.967 - P.975
文献概要
以上の結果から,本症の発現にはREM睡眠中の筋緊張抑制および急速眼球運動発現の両機構における機能的障害が関与していると考えられた。また,本症に対するIMPの作用機序として,上述のREM睡眠中の持続性現象と相動性現象の両者への影響が推定された。
掲載誌情報