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文献詳細

雑誌文献

精神医学34巻8号

1992年08月発行

文献概要

短報

致死性緊張病像の路線化を来した悪性症候群の1例

著者: 岩井一正1 大和央2 石原さかえ1 照屋和子1 小泉泰孝2 安藤正彦23

所属機関: 1東京女子医大神経精神科 2秦野厚生病院 3東京女子医大心臓血圧研究所

ページ範囲:P.913 - P.916

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■はじめに
 悪性症候群は,精神科の日常臨床にほぼ定着した。統計報告における症例数の増加と死亡例の減少との対比8)は,悪性症候群への留意と対策が普遍化したことを表している。その一方で,典型的な悪性症候群に当てはまらず位置づけに苦慮する病像をみる機会が多くなっていると思われる。そのような病像を反復した1例を呈示する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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