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文献詳細

雑誌文献

精神医学35巻1号

1993年01月発行

古典紹介

M. フリードマン「パラノイア学説への寄与」—第1回

著者: 茂野良一1 佐久間友則1 大橋正和1

所属機関: 1新潟大学医学部精神医学教室

ページ範囲:P.91 - P.98

文献概要

■軽症パラノイア型についてÜber milde Paranoiaformen
 これから述べる論文の中で,私はパラノイア性妄想形成の心理学的基盤に関する私の研究1)を,特に「軽症mild」パラノイアに関する心理学的見地および臨床的見地から,再度取り上げてみたい。
 というのも,現在臨床的パラノイア学説が置かれている困難な状況の下では,これから述べるあらゆる論議に先立って,この症例を要約するのが適当であり,何らかの専門用語を用いるよりも了解を得やすいと思われるからである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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