文献詳細
研究と報告
急性phenytoin中毒から全外眼筋麻痺,小脳失調,意識障害を来したてんかん患者の1症例
著者: 真下清1 榎田雅夫1 山内俊雄1
所属機関: 1埼玉医科大学精神医学教室
ページ範囲:P.1073 - P.1080
文献概要
phenytoinによる眼筋麻痺に関しては1959年にManlapazが最初に報告して以来,現在まで20例があるのみで,本邦では小田らの1例があるにすぎない。自験例に文献報告例を加えて,急性phenytoin中毒にみられる眼筋麻痺の治療,予後,鑑別診断について考察した。
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