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Deficit Syndromeの診断基準とその日本語版の信頼性
著者: 鈴木映二12 神庭重信1 丹生谷正史1 稲田俊也3 関谷詩子1 芦刈伊世子1 越川裕樹1 安部康之4 木下徳久1 新谷太1 八木剛平1 浅井昌弘1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部精神神経科 2財団法人井之頭病院 3国立精神・神経センター精神保健研究所 4昭和大学医学部精神神経科
ページ範囲:P.1097 - P.1103
文献購入ページに移動従来の陰性症状群の概念の曖昧さに比べ,deficit syndromeの定義はより明確であり,精神分裂病群のより均質な病態群を抽出できると思われた。また,その診断は比較的簡便であり,ある程度の臨床経験を有するものが行えば信頼性が高いため,臨床的にも有用であると思われた。
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