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文献詳細

雑誌文献

精神医学35巻2号

1993年02月発行

短報

インターフェロン療法中に躁状態を呈した慢性C型肝炎の1症例

著者: 渡辺朋子1 安克昌2 生村吾郎3 大家学4 中井久夫2

所属機関: 1尚生会湊川病院 2神戸大学医学部精神科神経科 3生村神経科医院 4兵庫県立成人病センター消化器科

ページ範囲:P.197 - P.199

文献概要

 1992年4月よりインターフェロン(IFN)がC型肝炎治療の健康保険適応となり,IFN投与症例が全国的に増加した。IFNの副作用には,発熱,全身倦怠感,食欲低下,頭痛,関節痛などのインフルエンザ様症状が知られているが,近年,精神症状の発現が注目されている2〜4)
 今回我々は,IFN投与中に躁状態に至った慢性C型肝炎の症例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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