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短報
Pimozideが有効であったmonosymptomatic hypochondriacal psychosisの1例
著者: 安本真由美1 木戸日出喜1 山口成良1
所属機関: 1金沢大学医学部神経精神医学教室
ページ範囲:P.437 - P.439
文献購入ページに移動奇妙な異常体感を単一症候とする慢性精神疾患はセネストパチー13〜15)として知られているが,このセネストパチーと重なり合うものとして英米圏ではmonosymptomatic hypochondriacal psychosis(以下MHPと略)という概念7)がある。今回我々はpimozideが奏効したMHPの症例を経験したので報告する。なお,MHPはICD分類,DSM-Ⅲ-Rでは,妄想性障害に相当するが,本症例はMHPと診断するのが最も適していると思われたため,MHPの診断を用いた。
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