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文献詳細

雑誌文献

精神医学36巻1号

1994年01月発行

特集 精神科治療の奏効機序

[神経症圏障害の治療]

ベンゾジアゼピン系抗不安薬

著者: 田中正敏1

所属機関: 1久留米大学医学部薬理学教室

ページ範囲:P.43 - P.48

文献概要

■はじめに
 ベンゾジアゼピン(benzodiazepine;BDZ)系の抗不安薬が臨床に応用されて,30余年が過ぎた。抗不安薬としては画期的な薬物であり,今でも最も汎用されていることは間違いないが,しかし薬物乱用や依存性や副作用としての健忘などが問題にされるようにもなってきた。現在はBDZ系抗不安薬の作用機序は生化学的知見についてもっともよく知られているのでそれについて述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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