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文献詳細

雑誌文献

精神医学36巻10号

1994年10月発行

文献概要

短報

インターフエロン-α治療中に抑うつ,筋脱力および異食症などの精神神経症状を呈したC型慢性活動性肝炎の1例

著者: 佐藤裕子1 佐藤博信2 大西秀樹3

所属機関: 1森が丘医院 2横浜市立大学医学部脳神経外科学教室 3藤沢病院精神科

ページ範囲:P.1084 - P.1086

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 近年C型慢性肝炎に対するインターフェロン(IFN)治療が広く行われるようになり,投与量の増加,投与期間の長期化などにより,種々の副作用が報告されるようになった。中枢神経系に対しては,約17%の頻度で精神神経症状や脳波上の異常を来すことが知られている6)
 今回我々は,天然型IFN-α単独治療中に,発熱,全身倦怠感,関節痛,皮下出血の全身症状に加え,抑うつ状態,筋脱力,異食症などの精神神経症状を呈した1例を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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