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文献詳細

雑誌文献

精神医学36巻10号

1994年10月発行

文献概要

短報

クロナゼパムによって心機能増悪を来した左脚前枝ヘミブロックの1症例

著者: 上野修一1 近藤啓次1 柿本泰男1

所属機関: 1愛媛大学医学部神経精神医学教室

ページ範囲:P.1087 - P.1089

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 クロナゼパムは高力価のベンゾジアゼピン系化合物で,臨床的には全般発作をはじめとする難治性てんかん発作に用いられる。また,近年では睡眠時ミオクローヌス症候群7),アカシジア9),振戦2,8),ジスキネジア11)などの異常運動に奏効することがわかっている。重篤な副作用がなく使いやすいため幅広く使用されているが,今回,クロナゼパム投与により心電図異常を示す症例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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