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雑誌詳細

文献概要

短報

ヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)脳炎の1例

著者: 岡村仁1 佐々木高伸1 前正秀宣1 佐藤由樹1 菊本修1 中村靖1 好永順二1 引地明義1 中山隆安2

所属機関: 1社会保険広島市民病院精神科神経科 2広島大学医学部第3内科

ページ範囲:P.1095 - P.1097

 ヒトヘルペスウイルス6型(human herpesvirus 6;HHV-6)は,1986年にSalahuddinら6)によってリンパ球系疾患患者のリンパ球から第6番目のヒトヘルペスウイルスとして分離され,1988年にYamanishiら7)によって突発性発疹の原因ウイルスであることが明らかにされた。今回筆者らは,PCR(polymerase chain reaction)法3)によって髄液中のHHV-6が陽性を呈した,成人発症のヒトヘルペスウイルス6型脳炎(HHV-6encephalitis)の1例を経験したので報告する。

掲載雑誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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