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文献詳細

雑誌文献

精神医学36巻11号

1994年11月発行

文献概要

資料

地域の総合病院におけるコンサルテーション・リエゾン精神医学の必要性—八戸赤十字病院における5年間の精神科紹介例に基づく考察

著者: 坂本文明1 伊藤欣司1 中村正彦1 酒井明夫1 三田俊夫1 金森一郎2

所属機関: 1岩手医科大学神経精神科 2八戸赤十字病院精神科

ページ範囲:P.1215 - P.1219

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■はじめに
 八戸赤十字病院は全病床数505床で,年間平均で約70例の他科から精神科への紹介患者がある。精神科では,その治療や経過観察として,1日平均5〜6人の他科入院中の患者を診療しており,一般診療科との協力による精神医療はかなりの割合を占めている。我々は以下に,八戸赤十字病院における他科からの精神科依頼の内容と問題点を検討し,それに基づいて,コンサルテーション・リエゾン精神医学(以下CL精神医学と略す)の必要性を明らかにしたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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