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文献詳細

雑誌文献

精神医学36巻2号

1994年02月発行

文献概要

短報

Posterior cortical atrophy(Benson)の概念に合致し,臨床的にアルツハイマー病と診断された1例

著者: 西村徹1 安田秀1 加瀬昭彦1 小阪憲司1

所属機関: 1横浜市立大学医学部精神医学教室

ページ範囲:P.207 - P.209

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■はじめに
 アルツハイマー病(AD)患者にBálint症候群やGerstmann症候群などの頭頂後頭領域の局在症状を認めることはまれではない。しかし,実際にはposterior cortical atrophy(Bensonら1),以下PCAと略)を示す症例の報告は日本ではみられない。今回我々は,上記症状を呈した62歳のAD患者に,CT,MRI,SPECTなどの画像検査を施行し,興味深い所見を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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