icon fsr

文献詳細

雑誌文献

精神医学36巻2号

1994年02月発行

動き

「第34回日本児童青年精神医学会」印象記

著者: 中根晃1

所属機関: 1東京都立梅ケ丘病院

ページ範囲:P.216 - P.217

文献概要

 第34回日本児童青年精神医学会は新潟県立悠久荘増村幹夫院長を会長に昨10月21〜23日に開催された。本学会は1990年に京都での第12回国際児童青年精神医学会を主催したことを記念して国際交流基金を設立し,近隣諸国のエキスパートを学会に招聘するプログラムを組むなど国際性を高めている。前年の横浜学会では3人の招待講演があったが,今年は基金の金利低下のため,台湾大学のWei-Tsuen Soong教授ただ1人の招待で,「台湾における学校精神保健における児童精神科医の役割」という講演が行われた。内容は多岐にわたり,今回のシンポジウムと関連して台湾における登校拒否の現状にも触れられたが,分離不安型と学校恐怖型という分類はそれなりの価値はあるのだが,古典的と言わざるをえない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら