特集 精神疾患の新しい診断分類
[座談会]精神疾患の新しい診断分類—ICD-10およびDSM-Ⅳ
著者:
中根允文4
山下格5
高橋三郎6
融道男7
田崎美弥子8
所属機関:
1前WHO精神保健部
2現Geneva大学精神医学
3Pittsburgh大学精神医学・疫学
4長崎大学医学部精神神経科学
5北海道大学
6滋賀医科大学精神医学
7東京医科歯科大学医学部神経精神医学
8東京理科大学理学部
ページ範囲:P.487 - P.497
文献購入ページに移動
1992年にWHOがICD-10(International Classification of Diseases:国際疾病分類第10版)を発表し,また一方,APA(American Psychiatric Association:米国精神医学会)もDSM-IV(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders第4版)出版の準備を進めている。そこで本誌では,Dr. Sartorius,Dr. Mezzichの両氏を囲んで,中根允文,高橋三郎,山下格の各氏に「精神疾患の新しい診断分類」についてお話し合いいただいた。