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文献詳細

雑誌文献

精神医学37巻12号

1995年12月発行

文献概要

紹介

近世京都岩倉村における「家庭看護」(下)

著者: 跡部信1 岩崎奈緒子2 吉岡真二34

所属機関: 1大阪城天守閣 2京都大学大学院文学研究科国史学専攻科 3精神科医療史研究会 4上川病院

ページ範囲:P.1335 - P.1339

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第3章参籠生活の諸相
 1.大雲寺での治療
 元禄年間に眼病平癒のために大雲寺に参籠した山端村嘉兵衛は,特別な治療をうけず,本尊観音の前でただひたすら読経にはげんでいたようである。では,後年参籠するようになった精神病者たちは,大雲寺でどのような治療をうけていたのだろうか。
 まず第一にあげられるのは念仏である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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