文献詳細
研究と報告
アレビアチン®の[末]から[細粒]へ変更する際における投与量の変換率の検討
著者: 武藤福保1 谷内弘道1 鎌田隼輔1 布村明彦1 直江裕之1 松本三樹1 千葉茂1 宮岸勉1
所属機関: 1旭川医科大学精神医学教室
ページ範囲:P.639 - P.644
文献概要
PHTの血中濃度を剤形変更前の数値に近づくように調整した9例のPHT細粒の投与量は未の68ないし95(平均87)%であり,9例中8例は80%以上であった。したがって,血中濃度を維持するためには,PHT細粒の投与量は未の80%以上が望ましいと考えられた。
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