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文献詳細

雑誌文献

精神医学37巻7号

1995年07月発行

文献概要

短報

躁うつ病の治療中に急速に痴呆を来し大脳白質に広範な病変をみた1臨床例

著者: 近藤直樹1 大原浩市1 星野良一1 内山彰1 大原健士郎1

所属機関: 1浜松医科大学精神医学教室

ページ範囲:P.759 - P.762

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 MRI(magnetic resonance imaging)は,最近では痴呆性疾患の診断に必要不可欠な検査となっている。従来の画像診断法では診断困難であった脱髄,変性疾患やその他の神経精神疾患を診断しうる可能性があり,MRIを用いた診断法は今後さらに進歩すると思われる。今回我々は,躁うつ病の治療経過中に,急速な痴呆を呈し,CTでは明らかな所見はみられないが,MRIで大脳白質に広範な病変をみた1例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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