文献詳細
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
G蛋白質によるN型Ca2+チャンネル調節機構に対するNefiracetamの作用—分子生物学の立場から
著者: 額田敏秀1
所属機関: 1東京都精神医学総合研究所神経化学研究部門
ページ範囲:P.1337 - P.1341
文献概要
本研究の目的は,N型Ca2+チャンネル活性調節の分子機構を明らかにし,nefiracetamの薬理作用と作用部位を確定することであり,それらを実現する第一歩として,分子として同定された外来性の受容体・N型Ca2+チャンネルをアフリカツメガエル卵母細胞上に再構成し,この系に対するnefiracetamの作用を検討した。
掲載誌情報