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文献詳細

雑誌文献

精神医学38巻2号

1996年02月発行

短報

精神運動発作重積の1例

著者: 竹内賢1 本田教一1 丹羽真一1

所属機関: 1福島県立医科大学神経精神医学教室

ページ範囲:P.201 - P.204

文献概要

 Gibbsが自験例22,000例のうち,わずか2例に認めるのみであったとしているように,精神運動発作重積は稀な病態と考えられている。精神運動発作重積は大きく持続タイプと非持続タイプに分けられ10),非持続タイプが精神運動発作重積の定型例とされるのに対し,持続タイプはこれまでにもしばしば小発作重積との鑑別が問題となってきた。今回我々は,鑑別が困難であった精神運動発作重積の1例を経験したので報告し,若干の考察を加える。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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