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第1回Aachen方法シンポジウム「精神病理学と精神医学の研究」
著者: 西村勝治1
所属機関: 1東京女子医科大学精神医学教室
ページ範囲:P.330 - P.331
文献購入ページに移動この第1回Aachen方法シンポジウム(1.Aachener Methodensymposion)も,ドイツにおける,こうした「対話」の1つの試みである。「精神病理学と精神医学の研究」と題されたこのシンポジウムは,1994年2月24日から26日にわたりドイツのAachenで開催された。日本での議論がまだ理念の段階にとどまっている印象がある中で,ここでは,研究の「方法」をめぐる具体的,実践的レベルにまで議論が展開されたことに注目したい。当時筆者はAachen大学に留学中で,これに参加する機会を得た。筆者の語学力をもっては十分理解できたとは言えないし,すでに2年を経過してはいるが,印象記としてここに報告したい。なお主催者はAachenのH. Saβであり,Weiβenauシンポジウム(BonnのG. Huberが主催する,1970年代以降のドイツの分裂病研究の中心的な学会)の研究グループがこれに協力した。
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