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短報
総合病院における重症身体合併症患者の往診に際しての無けいれん性電撃療法
著者: 築島健1 安田素次1
所属機関: 1市立札幌病院静療院精神神経科
ページ範囲:P.423 - P.425
文献購入ページに移動■はじめに
救命救急医療の進歩と普及に伴い,精神科医が重篤な身体合併症を持つ患者の精神症状に対応する機会が多くなっている。精神症状が身体的治療の円滑な遂行を妨げていることも多く,精神科的治療のいかんが患者の生命的,身体機能的予後を左右することにもつながる。
この際には,身体治療を妨げている精神症状を迅速かつ確実に消退させることが求められる。しかし,種々の理由により向精神薬を使用できない,あるいは困難なことがある。我々はこのような患者に関するコンサルテーション・リエゾン活動に際し,身体科の病棟に往診して無けいれん性電撃療法を使用し,良好な結果を得たので,若干の考察を加えて報告する。
救命救急医療の進歩と普及に伴い,精神科医が重篤な身体合併症を持つ患者の精神症状に対応する機会が多くなっている。精神症状が身体的治療の円滑な遂行を妨げていることも多く,精神科的治療のいかんが患者の生命的,身体機能的予後を左右することにもつながる。
この際には,身体治療を妨げている精神症状を迅速かつ確実に消退させることが求められる。しかし,種々の理由により向精神薬を使用できない,あるいは困難なことがある。我々はこのような患者に関するコンサルテーション・リエゾン活動に際し,身体科の病棟に往診して無けいれん性電撃療法を使用し,良好な結果を得たので,若干の考察を加えて報告する。
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