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文献詳細

雑誌文献

精神医学38巻5号

1996年05月発行

動き

第13回青年期精神医学交流会印象記

著者: 松本英夫1

所属機関: 1国立療養所天竜病院精神科

ページ範囲:P.564 - P.564

文献概要

 1995年11月18日,千葉県市川市の厚生年金基金会館で第13回青年期精神医学交流会が齋藤万比古担当世話人(国立精神・神経センター国府台病院精神科)のもとに開催された。会場は駅前で,東京駅からも交通に便利な場所であった。例年のように会期は1日で会場も1つであり,参加者全員で提出された症例を検討することができた。
 発表された演題の数は10で,1演題について発表20分,討論10分が割り当てられており,討論するにはまずまずの時間であったと思われた。そして今年は最後に1時間のミニ・レクチャーが設けられた。演題は4つのセッションに分けられたが,各セッションごとにテーマが設けられてはいなかった。しかし概観すると摂食障害3題,精神分裂病2題,境界例2題,不登校その他3題であり,いずれも青年期の重要な障害に関する症例であった。その中でいくつか印象に残った演題を紹介したい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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