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「第20回日本神経心理学会」印象記
著者: 西川隆1
所属機関: 1大阪大学医学部精神科
ページ範囲:P.106 - P.107
文献購入ページに移動 第20回日本神経心理学会は,高畑直彦会長(札幌医大神経精神医学教授)のもと,1996年9月12,13日の両日,札幌市教育文化会館で開催された。今回は学会の前身である神経心理学懇話会の初回開催から数えて記念すべき20回目に当たり,また鳥居方策前理事長(金沢医大神経精神医学教授)のあとを継がれた濱中淑彦新理事長(名古屋市大精神医学教授)のもとでの最初の総会でもあった。
初秋の北海道という副次効果も手伝ってか,会長講演,特別講演,教育講演,シンポジウム(5題),イブニングセミナー(6題),症例検討(2題),一般演題(162題)と発表演題の数でかつてない規模の総会となった。ただし,そのために今回初めて一般演題の発表会場が3つに分割され,やむをえぬこととはいえ少々熱気が拡散した感は否めない。また3会場の進行時間が揃わず,お目当ての演題をチェックしてあらかじめ分刻みに会場を渡り歩こうというスケジュールを立てていた勉強熱心な参加者(筆者はさておき)には気の毒な肩透かしも多かったようである。
初秋の北海道という副次効果も手伝ってか,会長講演,特別講演,教育講演,シンポジウム(5題),イブニングセミナー(6題),症例検討(2題),一般演題(162題)と発表演題の数でかつてない規模の総会となった。ただし,そのために今回初めて一般演題の発表会場が3つに分割され,やむをえぬこととはいえ少々熱気が拡散した感は否めない。また3会場の進行時間が揃わず,お目当ての演題をチェックしてあらかじめ分刻みに会場を渡り歩こうというスケジュールを立てていた勉強熱心な参加者(筆者はさておき)には気の毒な肩透かしも多かったようである。
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