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「第9回日本アルコール精神医学会」印象記
著者: 小阪憲司1
所属機関: 1横浜市立大学医学部精神医学教室
ページ範囲:P.1126 - P.1126
文献購入ページに移動 第9回日本アルコール精神医学会は,香川医科大学精神神経学教室の洲脇寛教授の会長のもとで,1997年7月10,11日に香川厚生年金会館で開催された。九州から中国地方にかけて何日も大雨が降り,あちこちで水害が出たが,幸い香川では大した雨も降らず比較的涼しい中での学会であった。
特別講演として,B. D. Hore先生(South Manchester大学Withington病院)が“The management of drinking problems in the community in the U. K. and the role of the psychiatrist”と題して,30年間もっぱらアルコール症治療に従事してきた経験を通して,イギリスでのアルコール症者の地域内対応の問題点と精神科医の役割について論じ,地域のgeneral practitionerやコメディカル・スタッフと共同して,早期に対処することの重要性を説いた。
特別講演として,B. D. Hore先生(South Manchester大学Withington病院)が“The management of drinking problems in the community in the U. K. and the role of the psychiatrist”と題して,30年間もっぱらアルコール症治療に従事してきた経験を通して,イギリスでのアルコール症者の地域内対応の問題点と精神科医の役割について論じ,地域のgeneral practitionerやコメディカル・スタッフと共同して,早期に対処することの重要性を説いた。
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