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文献詳細

雑誌文献

精神医学39巻3号

1997年03月発行

資料

解離性障害の臨床的検討

著者: 大門一司1 野口俊文2 山田尚登3

所属機関: 1西山病院 2八幡青樹会病院 3滋賀医科大学精神医学講座

ページ範囲:P.323 - P.326

文献概要

 ヒステリーは,患者自身は気づいていない動機(心因)によって引き起こされる精神障害である。これは,古代ギリシャ時代より存在し,その概念は時代と共に変化してきた。
 1980年,アメリカ精神医学会はDSM-Ⅲ診断基準1)において,ヒステリーが含む多義的な概念を各々独立した疾患単位として分割した。すなわちヒステリーは,身体表現性障害,解離性障害,虚偽性障害,他のどこにも分類されない精神病性障害,人格障害に大きくクラス分割され,さらにこれらのクラスはいくつかの病型に分類されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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