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短報
消化管出血後の両側淡蒼球壊死による特異な人格変化の1例
著者: 下清水博明1 丸井規博2
所属機関: 1大津赤十字病院神経精神科 2京都大学医学部精神医学教室
ページ範囲:P.543 - P.545
消化管出血後に両側淡蒼球に壊死を生じ,自発性の低下を主要症状とする精神症状を持続させていると考えられる1例を経験したので報告する。
発症7か月後の精神科初診時には,分裂病の残遺状態も疑われる状態であった。その後,頭部CT,MRIで両側淡蒼球壊死が見いだされ,これに関連した精神症状であると考えられた。
発症7か月後の精神科初診時には,分裂病の残遺状態も疑われる状態であった。その後,頭部CT,MRIで両側淡蒼球壊死が見いだされ,これに関連した精神症状であると考えられた。
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