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雑誌目次

論文

精神医学39巻8号

1997年08月発行

雑誌目次

巻頭言

嗜癖精神医学の展開—心因論と器質論の対話

著者: 洲脇寛

ページ範囲:P.794 - P.795

 ご承知のように,昨今のめざましい医学の進歩と分化により,かつては内科学の1専門分野(speciality)として成立していた精神医学の中に,さらに様々な専門分野(subspeciality)が誕生してきている。精神医学におけるgeneral psychiatry vs subspecialityの問題,あるいは,分化と統合の問題は,私たち精神科医がこれからどのような卒後研修を受け,また,1人1人の精神科医がどのようなsubspecialityを身につけ,生涯学習を続けていくかといった問題と大いにかかわってくるように思われる。また,アメリカでは,嗜癖精神医学(addiction psychiatry)が,小児精神医学,老年精神医学,司法精神医学などと並んで精神医学領域のsubspecialityとして認定されており,これらのsubspecialistになるには,従来の精神科レジデンシーを行い精神科専門医になった後,さらに1〜2年の認定された専門コースの修了と,筆記試験が義務づけられている。

研究と報告

難治てんかんの予後に関する前方視的研究

著者: 和田一丸 ,   桐生一宏 ,   河田祐子 ,   千葉丈司 ,   水野和久 ,   岡田元宏 ,   福島裕 ,   斎藤文男 ,   兼子直

ページ範囲:P.796 - P.800

 【抄録】5年間以上抗てんかん薬治療が行われたにもかかわらず,1990年に6回以上の発作を認めた例のうち,1995年末まで前方視的に臨床経過を観察しえた50症例を対象とした。対象のうち26例が側頭葉てんかんであり,脳器質障害が18例に,神経精神医学的合併障害が28例に認められた。1995年に発作が消失,または1995年の発作頻度が1990年に比較して50%以上減少していた例は18例であり,そのうち10例では新薬(lamotrigine,vigabatrin,clobazam,topiramate,CGP 33101,tiagabine)が付加されていた。一方,新薬の効果が少なかった例では,脳器質障害,神経精神医学的合併障害,脳波でのmultiple fociの所見,画像診断での異常所見を有する例が多かった。

日常臨床のための簡易精神生理テスト—特に精神分裂病について

著者: 臺弘 ,   三宅由子

ページ範囲:P.801 - P.808

 【抄録】精神科の日常臨床のために簡易精神生理テスト・バッテリーが考案された。それは症状の現象的記述を客観的な計量指標によって補強し,機能障害の実体を明らかにするためである。既報の2指標に新しく乱数度を加えて,精神機能地図の基本的な三角点とし,入力点に血圧測定時の心拍増加(ストレス反応),出力点に物差し落としをとらえる距離(単純反応時間),統合制御点に乱数発生テスト(イメージ処理)が用いられた。外来分裂病群と正常対照群との間で,3指標は独立変数として扱うことができ,症状を参照することなしに患者の85%が異常と判別された。乱数度と症状の関連はPANSSにより,乱数度は陰性,全般精神病理得点および陽性の下位項目のうち思考解体と有意の相関を持つことが示された。このテストの意義が論じられた。

入院分裂病者の知能に関する研究—WAISによる分析

著者: 七里佳代

ページ範囲:P.809 - P.816

 【抄録】平均年齢43.9歳,平均罹病期間19.2年,平均入院期間8.6年の入院分裂病患者91名を対象としてWAISを施行し,入院分裂病者の知能の特徴について検討した。その結果,動作性IQが言語性IQを有意に上回り,言語性下位検査では数唱問題が高く,単語問題が低い点が従来からの指摘とは異なっていた。また,妄想型,破瓜型,残遺型に分類して比較すると,残遺型の知能水準の低さが顕著であり,妄想型よりも有意に低かった。知能の因子構造をみると,妄想型で最も良好に保たれていた。これらの結果に示される入院分裂病者の知能の特徴について考察を加えた。

REM睡眠行動障害の成因と心理社会的要因

著者: 谷口充孝 ,   杉田義郎 ,   立花直子 ,   京谷京子 ,   三上章良 ,   江川功 ,   寺島喜代治 ,   漆葉成彦 ,   本多秀治 ,   手島愛雄

ページ範囲:P.817 - P.821

 【抄録】REM睡眠行動障害(RBD)は,近年になって報告されるようになってきた夢の精神活動に伴って夢遊病行動が出現する睡眠障害である。RBDは終夜睡眠ポリグラフ検査において,REM睡眠期に特異なポリグラフ像(Stage 1-REM with tonic EMG)を示すことが明らかにされ,睡眠生理学の研究者の関心を集めREM睡眠のメカニズムの解明に影響を与えてきた。一方,RBDの症例では,強い情動を伴う鮮明な夢体験や心理社会的要因の関与などの精神医学的にも興味深い特徴を持つことが多い。今回の検討ではこうした側面に焦点を当て,現在もなお不明なまま残されているREM睡眠の役割や悪夢の生成についての考察を行った。

発動性欠乏を呈した左上前頭回内側面に病巣を有する2例

著者: 中野光子 ,   篠永正道

ページ範囲:P.823 - P.829

 【抄録】左前頭葉内側面に病巣がある2症例について報告した。症例1では巨大AVMを摘出する術前3週間から手術後にかけた約6か月間,症例2では左前大脳動脈M2閉塞症の発症直後から約3か月間,ともに言語を中心に行動全般を観察した。両例とも,発症と同時に突然の緘黙に陥り,自発語の減少を中核として,類似の症状と経過を呈し,ほぼ2か月間で回復した。この自発語の減少が超皮質性運動失語に相当するか発動性低下に伴う緘黙に相当するかは議論が分かれるところであろう。
 筆者らは,これらが行動全般の極度の発動性欠乏に伴って生じ,その回復に並行して改善したこと,また,言語症状も自発語と復唱の乖離が顕著であるというよりは,意欲を要する課題に反応しない印象が強かったところから,これらの症状は発動性欠乏により説明できると考えた。

がん患者のせん妄に関する臨床的検討—せん妄の転帰を中心として

著者: 松岡豊 ,   岡本泰昌 ,   末田耕一 ,   吉村靖司 ,   高橋輝道 ,   大森信忠 ,   山脇成人

ページ範囲:P.831 - P.835

 【抄録】がん患者のせん妄42例について,その臨床的特徴および長期予後について調査検討した。せん妄の出現は70歳代が最多で,回復率は50%,せん妄出現6か月後の死亡率は66.7%であった。せん妄回復群は非回復群に比して,入院からせん妄出現までの日数,精神科依頼までの日数,持続期間が短く,morphineの使用率が少なかった。生命予後については回復群が比較的。良好であったのに対し,非回復群は死の転帰をとるまでせん妄が持続した。以上よりがん患者のせん妄は回復するもの,しないもので明らかに臨床特徴が異なり,別個な対応が必要と考えられた。

短報

左側頭頭頂葉皮質下出血により失読失書を呈した1例

著者: 下村辰雄

ページ範囲:P.837 - P.839

 神経心理学的症状としての読み書きの選択的障害には純粋失読,失読失書,純粋失書があり,我が国では漢字と仮名の2つの文字体系があることから,漢字と仮名の2つの処理過程という側面からも読み書きの障害に対する検討が行われてきた。純粋失読における漢字と仮名の差,仮名に強い失読失書,漢字に強い失読失書など漢字と仮名の障害に明らかな解離を認める場合があることから,漢字と仮名では読み書きの処理過程が異なることが示唆されてきた2,3,5,6,13)。今回,左側頭頭頂葉皮質下出血により失読失書を呈し,読字では仮名,書字では仮名,漢字が障害された1例を経験したので,その症状の経過についても考察を加え報告する。

遷延性の離脱期せん妄を呈したブプレノルフィン依存の1症例

著者: 三浦伸義 ,   加藤倫紀 ,   松本和紀 ,   松岡洋夫 ,   佐藤光源

ページ範囲:P.840 - P.842

 ブプレノルフィン(bupurenorphine hydrochloride;BPN)は身体および精神依存性が少なく3),モルヒネ拮抗作用を持つ鎮痛薬として疼痛治療に多用されている薬剤である。今回我々はブプレノルフィン依存の離脱期にせん妄状態を呈した症例を経験し,ブプレノルフィンの身体依存性を確認した。過去にこうした症例の記載が見当たらないので報告する。

急速交代型双極性障害に対するセルフモニタリングと薬物自己投与による躁病再発予防の試み

著者: 原井宏明

ページ範囲:P.843 - P.846

 セルフモニタリングは行動療法の技法の1つである。患者自身が標的となる自分の症状や行動を記録することによって多くの情報を得ることができ,セルフコントロールが期待できる4)。筆者は急速交代型双極性障害(DSM-Ⅳ)の診断基準を満たし,入院回数が増加傾向にあった症例に対して通常の薬物療法に加えて,睡眠時間と気分のセルフモニタリングと薬物自己投与を計画した。セルフモニタリングによって躁病の前兆に本人が気づくようになり,薬の増量が早めに行えるようになった。この方法を導入後,躁病による入院が減少した。双極性障害の再発予防に有用な方法だと考えられたので報告する。

慢性妄想型分裂病の局所脳酸素消費量(rCMRO2)について

著者: 上杉秀二 ,   豊田純三

ページ範囲:P.847 - P.849

 筆者らは,以前に慢性の妄想型分裂病患者の局所脳血流量(rCBF)を,15O-CO2吸入によるPETで測定し,それらの結果を報告した10)。今回は慢性の妄想型分裂病患者および健常者の局所脳酸素消費量(rCMRO2)を,15O-O2吸入によるPETで測定し,それらの結果を比較検討した。

私のカルテから

下剤による低カリウム血症から横紋筋融解症を来した精神分裂病の1例

著者: 松本好剛 ,   西尾洋美 ,   谷直介

ページ範囲:P.850 - P.851

 横紋筋融解症は,種々の原因により骨格筋細胞が急激に崩壊することにより,筋肉の脱力や筋痛を呈し,CPK(creatine phosphokinase)などの骨格筋細胞内の酵素が血液中に流出した病態であり,精神科領域でも抗精神病薬によるもの2,6),悪性症候群に合併したもの1),水中毒に伴うもの3),同一姿勢保持によるもの4),昏迷時の脱水によるもの5),などの症例報告がなされており精神科臨床において決して希な疾患でないことが認識されてきている。今回,抗精神病薬の副作用の1つである便秘に対して連日大腸刺激性下剤を用い,著明な低カリウム血症から横紋筋融解症に至った症例を経験したので,若干の考察を加えて報告する。

追悼

島薗安雄先生を偲んで

著者: 大熊輝雄

ページ範囲:P.853 - P.853

 国立精神・神経センター名誉総長,東京医科歯科大学名誉教授島薗安雄先生は,1997年4月9日午後1時52分,白血病のために76歳で逝去された。島薗先生は1969年8月から1974年12月まで「精神医学」誌の編集委員を務め,本誌の発展のために大きな貢献をされた。
 島薗先生は,1943年9月に東京帝国大学を卒業,金沢大学教授,東京医科歯科大学教授,国立武蔵療養所長,国立精神・神経センター総長,財団法人神経研究所理事長・所長などを歴任された。1993年にはこれらのご功績により,勲一等瑞宝章を叙勲受章され,1997年4月に従三位に任じられている。

シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法

精神保健コンサルテーションとスーパービジョン

著者: 鈴木純一

ページ範囲:P.854 - P.854

 コンサルテーションとスーパービジョンの関連と発展性について同時に論じようというこのシンポジウムの企画自体が,我が国では新しく,また野心的であると思う。このコンサルテーションとスーパービジョンという言葉の組み合わせは耳新しく,またいずれもが日本語でないということは,これから話し合う概念が未だ十分に消化されていないことを暗示するのかもしれない。
 私の個人的な精神保健コンサルテーションとスーパービジョンの体験は,25年以上も前に,かのマックスウェル・ジョーンズの率いる英国・スコットランドのディングルトン病院のチームに参加した時に始まる。当時,欧米では,精神病院は開放からその解体へと進む歴史的な過程の渦中にあって,ディングルトン病院チームは,理論的な指導者たちの中で最も注目されていたチームの1つであった。このチームの充実を支えていたのは,ディングルトン病院の持つ教育訓練のシステム,マックスウェル・ジョーンズ風に言えば,学習の過程であろう。

地域精神医療における精神保健コンサルテーション

著者: 皆川邦直

ページ範囲:P.855 - P.862

■はじめに
 我が国における地域精神医療は黎明期を終えて本格的な発展期を迎えているが,社会的偏見に基づく収容施設(work house,mad house,asylum)2,7,13)への隔離政策から,地域に開かれた精神医療への変換(病院精神医療と地域精神医療の統合9,10,14))は,第二次世界大戦後まず英国において始まり,次いで米国が続く形で先進諸国に普及してきた。この一大変革は,2回の世界大戦に対する反省から生まれたものであるが,戦後,周知のとおり先進諸国においては人権と平等原理,議会制民主主義などが尊重されるようになった。一方,個人の精神生活のレベルでは,Heideggarの自己実現という価値観(自我理想)が重視されるようになった。このような個人と社会の変化は,行政や司法に情報公開を求めるような動向を生み出し,また医療に対しても影響を与えずにはおかなかった。その1つはインフォームド・コンセント概念の誕生6)である。これはナチの人体実験に対する批判と反省が,人体実験は被験者からインフォームド・コンセントを得て行わねばならないことなどを記したニュールンベルグ要綱として示されたことに端を発して,やがて一般の医療行為に対しても,医師(権威)は患者(消費者)に情報を公開して,そのサービスを受ける患者の同意を得なければならないという認識に連なった6)。このようにパターナリズム12)を減じようとする社会的な動向は,医師・患者関係にも変化を促してきた。そして今や我が国においても,医師・患者関係に対等原理を導入して,患者に権利を認めると同時に,責任をも求めるようになりつつある。

精神保健におけるスーパービジョンとコンサルテーション—ソーシャルワークの立場から

著者: 柏木昭

ページ範囲:P.863 - P.869

■はじめに
 本稿は精神保健領域において福祉サービスにかかわるソーシャルワーカーに対するスーパービジョンのあり方を検討するものである。
 通常,精神科ソーシャルワーカーが精神障害者に出会う場は,一方では医療機関においてであり,また一方では長期入院を経て,地域においてそれぞれの状況の中で,ある種の症状を残存させながら,何らかの支援を得て生活を送ることができている(あるいはできていない)人たちの住む地域である。

スーパービジョンとコンサルテーション—心理臨床の立場から

著者: 鑪幹八郎

ページ範囲:P.871 - P.877

 地域精神医学や地域心理学においても,個人的心理療法の基本を身につけておくことが大事だと考えている。その立場から,スーパービジョンとコンサルテーションを考えてみたい。これまでスーパービジョンについては,個人的体験のレベルから,組織的な考えまで数多く論じられてきている。以下は,これらの論をまとめながら,自分の経験を日本の現状に照らして論じようとしたものである。

スーパービジョンとコンサルテーション—看護者の立場から

著者: 宮本真巳

ページ範囲:P.879 - P.886

■はじめに
 本シンポジウムにおける報告者の役割は,看護職の立場からスーパービジョンとコンサルテーションについて述べることである。もっとも報告者は,臨床家としての最初のトレーニングを,精神衛生学専攻の大学院生として,精神科医と臨床心理学者から受けている。実地訓練とフィールドワークを兼ねて足を踏み入れた単科精神病院では,元来の専攻であった社会学の視点ゆえか,病院組織に貫かれた官僚主義と看護職員に浸透した無力感が目につき,看護職員の意識と病院組織に通底する問題点についての参与観察的な分析を論文にまとめた4)。しかし,すでに臨床的な視点が身につきつつあった報告者には,社会学者に徹して高見の見物に終始することができなかった。そして,地域精神医療に向かおうとする流れを横目でにらみながら,精神医療の質を左右すると思えた看護集団の一員として,本腰を入れた臨床活動を病院で始める道を選んだ。
 報告者が精神病院研究と並行して関心を抱いていたテーマがスーパービジョンであった。報告者の属した精神衛生学講座には,総合病院の精神科に入院している思春期の患者を家庭教師兼カウンセラーとして受け持ち,患者の主治医や教員などからスーパービジョンを受けるという形のトレーニング・システムがあった。16歳になる摂食障害の患者を受け持ち,最初のケースとのかかわりにはつきものの巻き込まれ体験と共に,スーパーバイザーとの葛藤も体験した報告者は,自分の受けたスーパービジョン体験の分析を糸口にして,臨床家としての初期体験に焦点を当てたスーパービジョン論を展開してみたいと考えた。しかし,教員に相談を持ちかけたところ,そのテーマを取り上げるのはまだ早すぎるからやめたほうがいいと即座に言い渡されてしまった。

【パネル・ディスカッション】スーパービジョンとコンサルテーション

著者: 皆川邦直 ,   柏木昭 ,   鑪幹八郎 ,   宮本真巳 ,   鈴木純一

ページ範囲:P.887 - P.893

■スーパービジョンを語れる時代
 司会(鈴木) 大変豊富な内容で,それぞれの分野のディスカッションがなされましたので,短い時間で十分な議論は難しいかと思いますし,質問も大変たくさんいただきましたので,全部に触れることはできないかもしれません。できるだけ質問にお答えし,それをバネにしながらディスカッションを進めさせていただきたいと思います。最初に,発表なさった先生方からの付言,あるいは感想などをお聞きしたいと思います。
 皆川 柏木先生,鐘先生,宮本先生のお話を聞いていて思ったのは,私が医学部の学生であった20何年か前には,それぞれのお立場から,このようなお話を聞くことはできなかったなということです。つまり,日本ではこの20何年間の間に,それぞれの領域での専門家が確実に育ってきている。今後,それぞれの領域の専門家が育っていき,仲間を増やしていけるようなゆとりを,行政が精神医療に与えてくれればいいなあという思いを持ちました。

動き

国際シンポジウム「早発痴呆100年」の印象

著者: 福田哲雄

ページ範囲:P.895 - P.897

 ブラジル生物学的精神医学会(BP)主催の頭記シンポジウムが1996年12月6,7日の実質2日間,米州プェルトリコのサン・ファン(聖ヨハネ)のエル・サンファンホテルで開催された。同BPの現理事長ホジャイジHojaij CRを会長に下記18人のパネリストを招いたエキスパートだけの会議である。

「第93回日本精神神経学会総会」印象記

著者: 高木洲一郎

ページ範囲:P.898 - P.899

 第93回日本精神神経学会総会(会長・融道男東京医科歯科大教授)は,1997年5月29日より3日間,今年オープンしたばかりの東京国際フォーラムで開催された。例年,本学会は会員の参加率が低いが,本年は約1,500名と近来稀に見る多数の会員が参加し,好天にも恵まれ成功裏に閉幕した。

基本情報

精神医学

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-126X

印刷版ISSN 0488-1281

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