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文献詳細

雑誌文献

精神医学39巻8号

1997年08月発行

文献概要

短報

遷延性の離脱期せん妄を呈したブプレノルフィン依存の1症例

著者: 三浦伸義1 加藤倫紀1 松本和紀1 松岡洋夫1 佐藤光源1

所属機関: 1東北大学医学部附属病院神経精神科

ページ範囲:P.840 - P.842

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 ブプレノルフィン(bupurenorphine hydrochloride;BPN)は身体および精神依存性が少なく3),モルヒネ拮抗作用を持つ鎮痛薬として疼痛治療に多用されている薬剤である。今回我々はブプレノルフィン依存の離脱期にせん妄状態を呈した症例を経験し,ブプレノルフィンの身体依存性を確認した。過去にこうした症例の記載が見当たらないので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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