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文献詳細

雑誌文献

精神医学39巻9号

1997年09月発行

文献概要

短報

ヒステリー機制により亜昏迷状態が遷延したうつ病と考えられる1症例

著者: 森岡洋史1 堀切靖1 長友医継1 赤崎安昭1 岡村久隆1 滝川守国1

所属機関: 1鹿児島大学医学部神経精神医学教室

ページ範囲:P.983 - P.985

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 亜昏迷を呈する病態として,緊張病性5),うつ病性6,7),ヒステリー性昏迷などが考えられる。
 今回筆者らは,うつ状態で入院し,亜昏迷の軽快,増悪を繰り返したのち,約11か月後に完全寛解して退院した60歳の女性を経験したが,患者は,これまでに同様な症状にて5回の精神科入院歴があり,診断は,類分裂病反応(DSM-Ⅲ),心因性精神病,精神分裂病となっていた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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