icon fsr

文献詳細

雑誌文献

精神医学4巻1号

1962年01月発行

研究と報告

神経症治療に対するNeopromaの使用経験

著者: 木戸幸聖1 溝口博美1 松山厳1 鶴岡孝人1 鈴木克己1 小田良彦1

所属機関: 1日大神経科

ページ範囲:P.65 - P.69

文献概要

 外来治療中の神経症患者37例にMethopromazine(Neoproma)を投与し,不安感,焦燥感の鎮静,睡眠障害の改善,頭痛,肩こり,動悸などの精神身体症状の軽減などにかなりの効果のあることを知りえた。この効果は不安神経症に対してとくに著明であり,抑うつ状態には効果の期待はうすい。なお副作用として,ねむけ,倦怠感などが時にみられるが,いずれも軽微である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら