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文献詳細

雑誌文献

精神医学4巻3号

1962年03月発行

資料

精神障害者の入院について—第6編 考察

著者: 田村幸雄

ページ範囲:P.195 - P.199

文献概要

Ⅰ.非自由入院の根源と目的
 1.非自由入院の根源
 精神障害者の非自由入院は,しばしば本人の意思が無視されて行なわれ,入院後も行動の自由が制限されるが,その根源となるはつぎのごとくである。
 1)精神障害者はしばしば自他に危険性がある。
 2)精神障害者はしばしば病識や判断能力に欠け,入院治療の必要性に対する適正な認識を欠く。医師や家人の説得に応ぜず,入院後も自由状態では無断帰宅する傾向がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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