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文献詳細

雑誌文献

精神医学40巻1号

1998年01月発行

私のカルテから

非定型病像を呈し,CTでは検出されずMRI造影によって確認された髄膜腫の1例

著者: 京谷泰明1 森脇祥文2

所属機関: 1播磨大塩病院 2森脇神経内科

ページ範囲:P.100 - P.101

文献概要

 日常の臨床において,精神症状の背景に何らかの脳器質因を想定し,それを検索しようとすることは不可欠な作業である3)
 今回,筆者らは非定型病像を呈する60歳代の患者で,脳波にみられた左右差を手がかりとして,MRI造影検査まで進めた結果,単純CT,MRIでは得られなかった脳腫瘍の所見を検出することができた。ここにその経験を簡略に紹介し,考察を加えたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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